患者がひとたび入院すると、集団としての生活がはじまり、個人の存在がかすんでしまう。病院側からすれば大勢の患者の一人にすぎない。起床時間、就寝時間、食事時間などが拘束され、個人の生活のリズムは一律化される。しかし患者は蝋人形がベッドに横たわっているのとは違う。呻き声を上げている人もいれば、あたりに轟き渡るような鼾をかく人、大きな咳払いをしょっちゅうする人、いつも賑やかな人、自分の身体をやっと支えているような人など、千差万別の人々が療養している。その集団のなかで隣の患者に気を遣い、医師や看護師のやり方に合わせ、病院の規則に従っていかなくてはならない。このようなことは病院職員にとっては日常的な情景であるが、あくまでも患者が安静に過ごせる環境づくりを、あらゆる角度から心がけることが求められているのである。
[参考]
看護師転職・看護師 求人なら、DODAナース
http://nurse.doda.jp/>> Homepage
Copyright (C) WWW.JO-ANN.ORG. All Rights Reserved.