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上手なスピーチのしかた

友人のユーモアースピーチでは、暴露話はつつしみ、品よくまとめる。友人のスピーチは、適当にユーモアを交え、新郎や新婦の隠れた一面を紹介すると、参列者からも笑いが起こり、会場の雰囲気をぐんと和らげることができます。なかには場所をわきまえず、仲間うちで話をするときのようなスピーチをする人もいますが、どんなに親しい関係であっても、会場には目上の人や両親もいるのですから、新郎や新婦が触れてほしくない独身時代の暴露話は避けるべきです。また、体に関することやプライドを傷つけるような話題もタブーです。受けをねらったアクの強い話は、他の招待客のひんしゅくを買うばかりでなく、新郎新婦の印象も悪くしてしまいます。スピーチをするときは、聞く人がほのぼのとしてくるようなテーマを選び、ムードを盛り上げるように心がけましょう。また、忌みことばに注意することも忘れてはなりません。

履歴書、覚書について

昔は、半紙に毛筆で書きましたが、現在はそこまで格式ばらなくてもよいでしょう。上質の白い便せんか市販の用紙に、万年筆で書さます。字は下手でも、親などに代筆を頼まず、必ず自分でていねいに書きます。便せんに書く場合は、まず「履歴書」として略歴を書き、そのあとか別の便せんに「覚書」として、身長、体重、健康状態、趣味、特技、家族構成などを書さます。昔は祖父母や親のきょうだいを書いた親族書もつけましたが、現在は本人のこと以外は簡略化されつつあります。ただ、家族に死亡した人があれば、死去の年などを記しておきます。覚書には、親との同居の有無や扶養者の有無など、女性であれば結婚後も仕事を継続するかどうかなど、お互いに、自分の立場について理解してもらうために必要なことを、つけ加えることもあります。市販の履歴書用紙を使うときは事務的な感じになりすぎないよう備考欄などを使って、以上の内容や結婚に対する希望を書さ込んでおくとよいでしょう。履歴書などはきちんとたたみ、上質の白無地の封筒に入れて写真に添え、仲人に預けます。

席についてから何をするか

料理は、客が全員そろったら配膳を頼みます。その間は、ビールなど、簡単なものでつないでおいてもいいでしょう。ただ、目上の人がすでに席についていて、その他の客がまだ到着していない場合、いつまでも待たせるのは礼儀に欠けます。「○○さんがまだ見えておりませんが、そろそろ始めましょうか……」と、配膳してもらいます。日本料理、西洋料理は、それぞれ自分の鉢や皿が目の前に並べられますが、中国料理は大皿が基本。そこで、接待する側は、テーブルを回し「どうぞ」と、客にすすめます。決して、接待する側が先に箸をつけないように。あなたが箸をつけるのは、全員が取り終えたあとです。以前の日本には、接待する側から料理に箸をつける、という風習がありました。これは、いわゆる「毒味」をするという意味の名残で、現在でも、お茶を自分から注ぐというマナーと同じものです。しかし、いまどき毒をもるような接待などありません。客より先に箸をつけるのはどうも感心しません。やはり、客が箸をつけるまで、接待する側は食べないというのが、現代のマナーだと思います。